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初心者ライターが気を付けるべき4つの「見直し」チェックポイント

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いきなり唐突ですが、自分の書く文章が読みやすいものだと思いますか?自分の文章を読みづらいと思う人は少ないかと思いますが、注意すべきは「自分が読みやすい文章」と「他人が読みやすい文章」は必ずしもイコールではないということ。

 

ライターとして記事を書くにあたって、常に意識するべきなのは記事を読む見知らぬ人…つまり読者です。あなたの記事は読者を無視したものになっていませんか?一人よがりの文章ほど読みにくいものはありません。

 

記事を読む人がどんな人なのか、どんな文章を読みやすいと感じるのかしっかりと想定していますか?
そこで納品前に注意するべき4つの「見直し」ポイントについてご紹介していきます。

 

第三者目線で自身の記事を評価しよう

どんなことでも第三者からの目線というものは大事です。いくら自分で満足しても最終的に書いた記事を評価するのは第三者です。客観的に第三者目線で自身の記事を評価することは重要なことです。

 

「身内の評価」と「世間の評価」は異なる

「世界中に情報発信可能」というのはSNSなどをはじめとするWEB業界でよく耳にします。ですが、よほど面白い内容でもない限り、結局は身内にしか読まれませんよね。

 

例えば映画を見て、「映画館で思わずボロボロ泣いてしまった!」というようなブログを書いてSNSで拡散されたとします。

 

しかし他人がそのブログを読んでも、その映画の内容が気になるほどのブログになっているでしょうか。客観的に見ると「あなたが泣いた」こと以外何も中身がない記事になっているかもしれません。評価されているのが記事の内容なのか、それともあなた自身のイメージなどを伴ったものなのか、その本質を客観的に見極めることが重要です。

 

 

WEBの記事は基本流し読み

一般的にWEBは目が疲れやすく、情報量が多すぎて最初から斜め読みされるものと言われます。恐らくあなたも記事を端から端からこと細かく読んだりはしていませんよね。

 

WEBは読むのが疲れる媒体

WEBページはどうしても読みづらさ、特に目の疲れを引き起こします。その原因は雑誌などと比べ、「視認性」が低いこと。

視認性とは

目で見たときの確認のしやすさ。デザインや人間工学の分野において、背景に対し色や形が際立っていたり、文字が大きくてわかりやすかったりする度合い。

(出典: コトバンク

これはデザイン以前にパソコンやスマホの画面を見続けると、単純に目が疲れるという問題も内包しています。

 

ライターにどうこうできる問題ではありませんよね。しかし、だからこそそういった問題点のあるメディアなのだということを把握し、割り切って初めから斜め読みありきの記事を書くようにしましょう。

 

WEB記事は「F字」型に読まれる

紙面では「Z字型」といって、左から読み進めて右端から左に戻って…というのを繰り返す読み方がされ、視線はZ字に動きます。

 

しかしWEBの場合は全文を読まず「斜め読み」で要点を掴もうとする意識が既に読む側にあります。そのため後ろの行になればなるほど文字は読まれなくなっていきます。つまり最初の1,2行だけちゃんと読み、それ以降は段々読まれなくなっていくという「F字型」の視線移動になるのです。

 

一番熱心に読まれるのは冒頭のみ。後半で読む量が増えるわけはないので、大事なことは冒頭に書くようにしましょう。常識ではありますが、結論は先に述べるようにして読み飛ばされることのないよう留意しましょう。

 

WEB特有のルールに慣れる

WEB特有の文章構成ルールというものも存在します。WEB記事を印刷すると違和感あるかと思いますが、それはWEB画面で読まれることを前提とした特殊な文章になっているからです。

 

説明文代わりのリンク

WEBは簡単に別ページへ移動できるので、専門用語などの解説はリンク先に任せることが多いです。これは文章の長文化を避ける、リンク先の記事も読ませる(PVを稼ぐ)、SEOの関係である程度は専門用語を入れておく必要があるといった点から行われています。説明文代わりにリンクを用いるのは、もはや必須ルールとも言えます。

 

その結果画面上で見る分には問題なくとも、単体の記事としては意味がわかりづらい不親切な文章になっていることも少なくありません。だから印刷するとしっくりこない違和感があるのです。

 

同じ単語を繰り返す

WEB記事が読まれるためには、検索でヒットする必要があります。そのためヒットさせたい言葉(=キーワード)を検索エンジンに認識してもらわなくてはいけません。

 

代名詞や略語などをキーワードに対し使うと、キーワードを上手く認識してもらうことができず検索エンジンで上位表示されにくいというリスクがあります。同じ単語を繰り返すよりも代名詞を用いた方がスッキリした文章になります。しかし検索エンジンで上位表示されなければそもそも記事自体が読まれません。だからWEB記事ではキーワードを繰り返すことが多々あります。

 

紙媒体では典型的な「悪い文章の例」である「同じ単語の繰り返し」。WEBではむしろ必要なテクニックです。

 

WEB記事において忘れてはならないのが、読者には人間だけでなく「検索エンジン」という機械も含まれているということです。

 

常にターゲットを意識する

もちろんどんなメディアでもターゲットを意識することは重要で当たり前のことです。しかしながら誰もが記事を見ることができるということを過信するあまり、結局誰の興味も惹かない薄っぺらい記事を書いてしまうということもありえます。

 

紙媒体とWEBの入口

紙媒体は最初からターゲットが絞り込まれています。読者はその雑誌などの内容や方向性をわかって買っている人たちに限定されているからです。雑誌などを買うときにまずジャンルを確認しますよね。ですから雑誌記事は、媒体側で想定しているターゲット像に基づいて「濃い記事」を書けばいいのです。

 

WEBでも掲載メディアごとのコンセプトにあわせた記事を書く必要もあります。しかし、雑誌が専門的に特化していることに比べればWEBは総合性の強いメディアです。記事一つ一つが雑誌ほどにはターゲティングとして意味をなさないとも言えます。

 

そういったある種自由がある分、自分でしっかりと「どんな人に読ませたいか」を明確に意識することが肝心です。

 

ペルソナを設定する

ペルソナ設定はあらゆるマーケティングで重視される要素。しかし「20代後半のサラリーマン」などというざっくりした設定では、ガバガバすぎて意味をなしません。

 

設定する範囲は掲載メディアや記事の内容しだいですが、「性別/年齢」、「居住地」、「職業/勤続年数/収入」、「家族構成/一人暮らしor家族と同居」などの基本的な情報をまず設定します。その上で、「その人はどんな生活を送っているのか」、「悩み・不安は何か」、「人生のゴールは何か」などを考えていき、それらを解決するために…というスタンスで記事を書くようにしましょう。

 

細かすぎるターゲット設定は、その範囲に含まれない多くの人をないがしろにするようで抵抗を感じるかもしれません。が、そいういった記事はターゲット以外の人たちにも、万人向けではない「濃い記事」であると認識され興味深く読まれるはずです。

 

まとめ

これらのことがWEBライティングにおける基本的なことであり、最も重要なことであると言っても過言ではありません。これらの基本をしっかりおさえて記事を書くように意識してみてください。

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